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AlmaLinux8系にChronyをインストールしてサーバの時刻同期を行う方法

  サーバー

以前にCentOS系でNTPによるサーバの時刻同期を行った。今回AlmaLinux8系で同じく対応しようとしたところ「dnf -y install ntp」でインストールできなくなっていた。どうもCentOS7系からNTPはntpdではなくchronydに変わったらしい。以下に導入及び設定方法をメモ。

 

対応内容

Chronyのインストールと起動設定まで

サーバにSSH接続し以下の通り進める。

#chronyのインストール
dnf -y install chrony

#ディレクトリ移動
cd /etc

#設定ファイルのコピー
cp chrony.conf chrony.conf.【日付】

#設定ファイルを開く
vi chrony.conf

#2行目の以下をコメントアウト
#pool 2.cloudlinux.pool.ntp.org iburst

#以下を追記
pool ntp.nict.jp iburst

「:wq」で上書き保存して以下で起動設定と再起動。

#起動設定と再起動
systemctl enable chronyd.service
systemctl restart chronyd.service

同期が取れているか確認

chronyc sources

#以下のような内容が出力される筈
MS Name/IP address         Stratum Poll Reach LastRx Last sample               
===============================================================================
^* ntp-b3.nict.go.jp             1   6    17    33    +22us[  +64us] +/-  839us
^- ntp-b2.nict.go.jp             1   6    17    33  -2810ns[-2810ns] +/-  761us
^- ntp-a2.nict.go.jp             1   6    17    33   -180us[ -180us] +/-  949us
^- ntp-a3.nict.go.jp             1   6    17    33   -170us[ -170us] +/-  886us

「*」がついているところが現在同期しているサーバ。「nict.go.jp」についているので大丈夫な筈。

 

Chrony(クローニー)とは

NTPクライアントとNTPサーバーの実装のひとつでntpdとは異なるアルゴリズムを採用しているため、ntpdより効率よく正確な同期を取れるとのこと。

詳しくはこちらのページが参考になった。

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