VPSでWebARENAのIndigoが安い
2021/07/29
サーバの勉強や開発環境の為にVPSをレンタルすることが多い。当ブログのように常時稼動するものはKAGOYA(KVM)のVPSを、いつもと違う環境(OSのバージョン)を利用したい場合等はConoHaを利用することが多かった。ただネット広告が何かで見かけたがIndigoというVPSが安いらしい。
目次
各VPSとの比較
KAGOYAとConoHaは以前に以下の通り比較した。
IndigoはKAGOYA(KVM)のメモリ1GBとほぼ同様の仕様で月額税込み349円、1時間ごとの支払いも可能でその場合は0.55円。月額だとKAGOYA(KVM)の約半額になり、料金面だけ見ると非常にお得。
使用感
普通に使う分には可もなく不可もなくといったところ。昨年、本ブログをKAGOYA(KVM)からIndigoへの移行を検討し、作業したがサーバ自体に特に不満は問題は見当たらなかった(当方のスキルの問題で挫折した)。
2021/07/29追記
改めてKAGOYAからIndigoへ移行した。
メリット
安い
国内かつメモリ1GBプランだと最安かと思われる。
メモリ4GB以上のプランだと回線も速い
メモリ4GBだと500Mbps上限、8GB以上だと1Gbps上限と速い。
アンケートメールが美味しい
アンケートに答えるともれなくamazonギフト券(確か500円)がもらえる、というアンケートメールがたまに届く。もれなく、というところが美味しい。
デメリット
最低利用料がある
1ヶ月以内で1時間のみ使用した場合、0.55円になるはずが最低利用料が定められている為、50円(税込55円)請求される。尚、1ヶ月以内に全く使用していない場合は最低利用料は適用されない。詳しくは以下ページを参照。
https://web.arena.ne.jp/indigo/price/
障害が多少多い気がする
今月(2021年2月)に入ってから2/4、2/5、2/13、2/17に障害発生・復旧のメールが届いており、他のVPSより障害がやや多いような気がする。KAGOYAの障害・メンテナンス情報を確認すると今月は2/20のみだった。
OSの種類、バージョンが少ない
選択できるOS・バージョンは「CentOS7.5/8.1」「Ubuntu18.04」のみと少ない印象。
インスタンス在庫切れになることが多い
人気がある為かインスタンス在庫切れになり、インスタンスが生成できないことがある。また、在庫が追加されても1日あたりのインスタンス生成数に制限があったりする。
所感
障害の多さから常時稼動させるサーバとしての利用は不安が残り、開発用としてはOSの種類・バージョンが少なく若干使いづらい印象を受ける。
ただ、本ブログのような個人的なサイトであれば多少障害が起こっても誰に怒られるわけではないので、個人利用としてはありかもしれない。少なくともメモリ1GB / SSD20GBで月額349円はコスパ最高だと思われる。
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