WordPressのサーバー移行で気付いた点
2024/02/25
あるWordPressを置いているサーバーのリソースが苦しくなってきたので、新たにVPSを借りて移行した。その際の気付いた点のメモ。尚、移行方法については過去記事を参考にした。
目次
WordPressを停止しないままサーバ移設する方法
https://taitan916.info/blog/archives/2206
zip圧縮とunzip解凍を新サーバーにインストール
以下でインストールする。
yum -y install zip yum -y install unzip
WordPressの記事表示が変だった
同一内容が二重に表示された。HTMLソースを確認すると、
<? if( $hogehoge ){ ?> 記事内容 <? }else{ ?> 記事内容 <? } ?>
のようにPHP部分が表示されていた。つまりphp.iniのshort_open_tag設定がoffになっていた。
vi /etc/php.ini
で設定ファイルを開いてshort_open_tagをonにする事で解決。
ネームサーバーが中々切り替わらない
pingで確認したところネームサーバーの設定変更から1時間ほど経過しても、切り替わったり元に戻ったりと不安定。最低限の動作確認だけはしておいて、後は記事更新したりせずにしばらく置いておくほうが良さそう。
ファイルを書き換えてFTPでアップロードするのは大丈夫だけど、記事更新の場合はダッシュボードが旧サーバーなのか新サーバーなのか分からないので危険。
サーバーの設定ログを作っておくと便利
サーバーの初期設定をする際、今までは特にログとかメモは残さず、後で設定内容を見直したい場合historyとかでコマンド履歴を確認したり設定ファイルをlessとかで確認していた。
ただ、今回はコマンド入力内容と設定ファイル等の書き換え部分をテキストファイルに書いて保存してみたところ、見直すのが楽になった。「php-gd入れてたっけ?」となった際にターミナル開いてコマンド打って、とかするよりもテキストファイルから検索した方が楽。
想像しているより大変じゃなかった
WordPressの移行ってMySQL絡むし、WordPress自体がファイル数多いし移行するのは大変そう、あと何かあったときにフォローできるか怖い、と思っていたけどそんなことは無かった。
予め同一設定のサーバーとディレクトリを用意しておけば移行自体は楽。また、もし何かあったときはネームサーバー切り替えるだけで元に戻せるので安心。
関連記事
-
Polylangのスイッチャーとページャーの組み合わせ方法
WordPressで多言語サイトを作成するにあたりPolylangというプラグイ ...
-
WordPressにてACFで設定したカスタムフィールドの値を元に記事を並べ替える方法
WordPressにてAdvanced Custom Fieldsで設定したカス ...
-
WordPress Popular Postsのサムネイルが表示されない
WordPressの人気記事を表示させるWordPress Popular Po ...
-
WordPressのPolylangで言語毎に分岐処理する方法
WordPressで多言語サイトを作成するにあたりPolylangというプラグイ ...
-
Contact form7で送信数を測定(トラッキングタグ)
contact form7でフォーム送信が完了した時点で計測されるようにトラッキ ...