画像やPDF等のファイルへの直接アクセスは禁止し、PHP経由のみ表示やダウンロードを可能にする
2024/01/12
ファイルアップローダーを作成する案件があり、アップロードしたファイルは「https://test.com/file/001」みたいな形でアクセスすることでダウンロードさせたかった。また、「https://test.com/test.jpg」のようにURLを打ち込むと、通常アップロードしたファイルがブラウザ上で表示されるがこちらは禁止したかった。以下に対応方法をメモ。
htaccessファイル
SetEnvIf Referer "^https://test\.com" ref_ok Order Deny,Allow Deny from all Allow from env=ref_ok
画像等をアップロードするディレクトリに上記htaccessファイルを設置することで、直接URLを打ち込んでもブラウザ上では表示されなくなる。ドメイン部分は適宜変更する。
PHP経由でダウンロード
//ファイルの指定
$file_name = 'test.pdf';
$file = './file/' . $file_name;
$file_info = pathinfo($file);
//ファイルタイプ(MIMEタイプ)を指定
header('Content-Type: application/' . $file_info);
// ダウンロードするダイアログを出力
header("Content-Disposition: attachment; filename=" . $file_name);
//ファイルサイズを取得
header('Content-Length: '.filesize($file));
// ファイルを読み込んで出力
readfile($file);
exit();
ファイル名やパスは適宜変更する。
所感
PHP経由でダウンロードというのは過去にも何度か扱ったものの、htaccess部分は対応したことが無かったので勉強になった。
参考サイト
関連記事
-
-
htaccessファイルにてVPS⇔レンタルサーバ間のリバースプロキシ設定を行う方法
VPSの指定したディレクトリにアクセスした場合、レンタルサーバの指定したディレク ...
-
-
特定ディレクトリ以下のBasic認証を無効化する方法
Basic認証を設定しているサイトがあり、そちらを解除したかった。通常の場合だと ...
-
-
apacheを再起動する際に影響を少なくする方法(graceful)
apacheを再起動するとクライアントとの通信が強制的に切断されてしまう。その影 ...
-
-
htmlファイル内でPHPを動かす(AddHandler)
サイトを引き継ぐことがあり、ソースを確認していると拡張子はhtmlなのにPHPの ...
-
-
apacheで指定した期間(日時)のアクセスログを抽出する方法
apacheのaccess_logとerror_logで特定日時内のログのみを確 ...