HSTS(HTTP Strict Transport Security)の設定方法
あるサイトのセキュリティ対策としてHSTS(HTTP Strict Transport Security)を設定してほしいと要望を受けた。HSTSというワード自体把握していなかったのでその辺りの詳細とhtaccessファイルでの設定方法、正常に設定されたか確認する方法をメモ。
目次
HSTS(HTTP Strict Transport Security)
HTSTとは
ウェブサイトがブラウザにHTTPSを用いて通信を行うよう指示するためのもの。
htaccessファイルによるHTTP→HTTPSリダイレクトとはまた違うみたい。
リファレンス
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/HTTP/Headers/Strict-Transport-Security
設定方法
htaccessファイル
Header set Strict-Transport-Security "max-age=31536000"
その他項目について
設定可能なその他項目についてはリファレンスのディレクティブを参照すること。
確認方法
Google Chromeの場合「F12キー」で開発者ツールを開き「ネットワークタブ→ヘッダー」でレスポンスヘッダーを確認する。「Strict Transport Security」欄が表示されていればOK。
関連記事
-
-
VirtualHostを設定しIPアドレスでもアクセスしたい
apacheでVirtualHostを設定しつつ、IPアドレスでもアクセスしたか ...
-
-
htmlファイル内でPHPを動かす(AddHandler)
サイトを引き継ぐことがあり、ソースを確認していると拡張子はhtmlなのにPHPの ...
-
-
htaccessとhttpd.confの優先度
既に完成しているシステムを引き継ぐことがあり、そこのリライトルール設定を変更した ...
-
-
Apache2.4で[access_compat:error]AH01797エラーの対処方法
Apacheのエラーログを追っていると「[access_compat:error ...
-
-
htaccessファイルにて特定のIPの場合のみBasic認証無し、その他の場合はBasic認証有りにする方法
開発中の環境で指定したIPからのアクセスはBasic認証無しに、それ以外のアクセ ...