AlmaLlinux8でswap領域を後から追加する方法
swap領域作成の際、だいぶ前にサーバに搭載されているメモリ量と同じ値(メモリ1GBの場合はswap領域も1GB)で作成するみたいな記事を見た気がするんだけど、RHEL公式ページによるとサーバ搭載量が2GB以下の場合、swap領域は2倍が推奨らしい。そのため後からswap領域を追加する方法をメモ。
対応方法
#swapファイルの追加 dd if=/dev/zero of=/【swapファイル名(既に作成したswapファイルとは別名で指定)】 bs=1M count=1024 #作成したswap用ファイルの属性を変更 mkswap /【swapファイル名】 #設定ファイルを開く vi /etc/fstab #再起動時にswap領域が認識されるよう以下を追記 /【swapファイル名】 swap swap defaults 0 0 #サーバ再起動 reboot #swap領域の確認 cat /proc/swaps #以下が出力される Filename Type Size Used Priority /swapfile2 file 1048572 12104 -2 /swapfile file 1048572 0 -3
所感
既に作成したswapファイルをそのまま増量できないのかと思ったけどちょっと怖かったのでこちらのページを参考に追加する形を取った。
関連記事
-
-
apacheのアクセスログ等、ログファイルをリアルタイムで監視する方法
Apacheのエラーログやアクセスログをリアルタイムで監視したい。リアルタイムと ...
-
-
サーバーリソース監視にsar(sysstat)が便利だった
過去にサーバーリソース監視のmuninとかcactiを何度か入れようとして挫折し ...
-
-
他ドメインから画像の呼び出し(直リンク)を禁止する方法
他ドメインからの画像の呼び出し、いわゆる直リンクの禁止を行いたかった。調べるとh ...
-
-
HSTS(HTTP Strict Transport Security)の設定方法
あるサイトのセキュリティ対策としてHSTS(HTTP Strict Transp ...
-
-
中国のIPアドレスをiptablesで拒否、遮断する
レンタルしているVPSの一つが最近よく落ちる。原因はどうも海外、特に中国から不正 ...