WebARENA Indigo(VSP)のスナップショットについて
先日WebARENA Indigo内でOS及びサーバ移行を行い、しばらく様子見したところ問題無さそうだったので過去記事で触れた通りスナップショットを作成してみた。「具体的な料金は?」「スナップショット作成にかかる時間は?」等、作成前に気になっていた点を以下にメモ。
目次
契約プラン
- メモリ 1GB
- CPU 1vCPU
- SSD 20GB
スナップショット作成時の注意点
基本的には公式案内通りに進めていけば問題無いが、スナップショット作成前にサーバを停止させる必要あるので注意する。
これはデータの一貫性確保のためらしく、停止させずに作成したスナップショットだとリストア時に正常に動作しない可能性があるとのこと。
個人サイトだと何時でも停止させてもそこまで問題は無いだろうけど、そうじゃない場合は夜間なり土日祝等に対応する必要がありそう。
スナップショット作成にかかる時間
公式案内だと1CPU / 1GBのインスタンス作成直後の状態で5分程度かかると案内されているが、同プラン且つファイルやデータベースを旧サーバから移した状態でスナップショットを作成したところ2分ほどで完了した。思っていたよりかなり早かった。
この辺りはストレージの使用量や、スナップショットを作成する時間帯によって変わってきそう。
具体的な料金
公式案内だと「5円(税込5.5円)/GB」がオプション料金となり、契約しているSSD20GBのプランだと100円(税込110円)になるかと思いきや、実際に使用しているストレージ分のみで良いみたい。
当方の環境だと7GB使っている状態だったので月35円(税込38.5円)になり、VPSの使用料金と併せても500円以下とかなり安く抑えられた。
スナップショットを元に別インスタンス作成は可能
公式案内通りスナップショットを元に別インスタンスを作成することができるため同一データのまま上位プランへのアップグレードも可能。
また、indigoはOSの初期化は不可となっているがインスタンス作成直後にスナップショットを取っておけば、そのデータをリストアすることで実質初期化が可能。
その他不明点は公式Q&Aを見ると良い
不明点などは公式Q&Aページを見ると色々掲載されているので安心。
所感
何か月かサイクルでスナップショット作成→古いものは削除としておけば、より安全にサーバ運用できそう。
思ったよりも作成に時間はかからないし料金も抑えられたので満足。
関連記事
-
DTIのServersMan@VPSでデータが全て消えた
2015/09/03の17時頃からDTIのServersMan@VPSで障害が発 ...
-
WordPressでメモリを節約しつつ高速化する設定方法
メモリ1GのVPSを借りてWordpress以外にも、ちょいちょいものを置いてい ...
-
VPSに無料SSLのLet's Encryptを導入
SSLといえば有料という認識だったが、無料のものも出てきているという話を聞いた。 ...
-
DTIからKAGOYAのVPSに引っ越した際の作業内容と上手くいかなかった点をメモ
DTIのServersMan@VPSからKAGOYAのVPS(KVM)へ引越し作 ...
-
ServersManのVPSにRuby on Railsを導入する方法
Ruby on Railsを導入した際のメモ。Cens OSのバージョンは6.3 ...