サーバー管理ツールPlesk12の各種設定方法
2024/01/13
サーバー管理ツールPlesk12を初めて使用する機会があった。諸々設定する必要があったので設定方法のメモ。
リファレンス
ドメインの設定
DNS設定は通常通り行う。サーバ側の設定は「ウェブサイトとドメイン」ページで「新しいドメインを追加」ボタンを押す。
「ドメイン名」に指定したいドメインを入力。「ホスティング設定」の「優先ドメイン」だけ適宜変更してその他はデフォルトのままでいけた。
Cron設定
「ウェブサイトとドメイン」ページ右側にある「スケジュール済みタスク」をクリックする。新規作成時は「タスク追加」リンクを、編集時はコマンド部分のURLをクリックする。
「分」「時間」などは通常のCronと同じく数値を入れるかアスタリスクを入れる。
「コマンド」部分は「/usr/bin/php /var/www/html/cron.php」のような形で記述する。PHPのパスやCronで動かしたいファイルのパスは適宜書き換える。
FTP設定
「PASVモードで接続できない」「PASV以外で接続した場合に待ち時間が長い」等の問題が発生した。
PASVモードで接続できるようにするにはPlesk側のファイアウォール設定変更とftpサーバの設定ファイルを変更する必要がある。
ファイアウォールはPleskの「サーバ」タブを選択し、「セキュリティ」項目内の「ファイアウォール」リンクを選択する。「Plesk ファイアウォールルールを変更」リンクを押して「カスタムルールの追加」を押す。ポートの範囲を適当に「1024-65535」等に決めてTCPで設定する。
ftpサーバの設定ファイルはサーバにSSHで接続し、/etc/proftpd.confをvi等で開く。設定ファイル内に以下を追記する。※ポートは先ほど決めた範囲を入力。
PassivePorts 1024 65535
また、FTP接続自体に時間がかかる場合は、上記設定ファイル内に以下を記述することで解決するかも。
IdentLookups off UseReverseDNS off
メールアドレス設定
上部の「メール」タブを開く。「メールアドレスを作成」リンクからアドレスとパスワードを選択できる。
データベース設定
上部の「ウェブサイトとドメイン」タブを開く。ページ右側の「データベース」リンクを開く。「新しいデータベースを追加」から作成できる。
関連記事
-
ApacheとOpenLiteSpeedのPHP実行速度比較とPageSpeed Insights比較
OpenLiteSpeedはApacheよりも処理速度が速いとは聞くものの実際に ...
-
CentOS6.10に無料SSL(Let's Encrypt)を導入
以前にもVPSにLet's Encryptを導入するという記事を書いたが、テスト ...
-
iptablesが動いているか確認する方法
iptablesが動いているか確認する方法が分からなかったのでメモ。 servi ...
-
VPSに無料SSLのLet's Encryptを導入
SSLといえば有料という認識だったが、無料のものも出てきているという話を聞いた。 ...
-
CentOS6系環境のVPSに対してSFTP接続する方法
VSPでFTP接続からSFTP接続に移行したかった。以下に方法をメモ。 &nbs ...