JavaScriptにて「loglevel」ライブラリを利用して環境及びレベルによりログを出し分けする方法
JavaScriptにて何らかの確認の際にconsole.logを使うことが多い。ただ、これを本番環境で出しっぱなしという訳にもいかないので、テスト・本番環境によってコメントアウトする必要が出てくるがこれが面倒くさい。「loglevel」ライブラリを使うことで解決できる模様。以下に利用方法をメモ。
loglevel
GitHub
https://github.com/pimterry/loglevel
CDN
CDNで使う場合は以下を記述する。
<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/loglevel/1.9.1/loglevel.min.js"></script>
異なるバージョンを使用したい場合は以下から探す。
https://cdnjs.com/libraries/loglevel
利用方法
ソースコード
<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/loglevel/1.9.1/loglevel.min.js"></script> <script> log.setLevel('debug'); const msg = 'ログメッセージ'; log.trace(msg); log.debug(msg); log.info(msg); log.warn(msg); log.error(msg); </script>
ログレベルの指定
log.setLevel()に引数でログレベルを指定することで、指定したレベル以下のものを出力できる。
上記ソースコードの場合だと、ログレベルがdebug以下(debug / info / warn / error)のものがコンソールログに出力される。
テスト環境の場合はログレベルをdebugに、本番環境の場合はerrorに指定することで出し分けが可能。
尚、errorすらも出力したくない場合はsilentを指定すること。
関連記事
-
-
ローソク足のグラフをJavaScriptで描写する方法(highstock)
株価か仮想通貨などの値動き(チャート)を図表とするローソク足のグラフを何らかの方 ...
-
-
jQueryの通知メッセージ用ライブラリ「Toastr」の利用方法
あるサイトのソースコードを拝見しているとToastrというJSファイルをCDNで ...
-
-
JavaScriptで画像読み込み完了のタイミングを検知する「imagesLoaded」ライブラリの利用方法
大き目のサイズの画像をページに設置すると読み込み完了まで時間がかかる。その画像が ...
-
-
JavaScriptでlocalStorageを簡単に操作できる「store.js」ライブラリの利用方法
以前Dexie.jsを利用してIndexedDBを取り扱う方法をメモしたが、今回 ...
-
-
JavaScript / PHPにて「lz-string」を用いてデータの圧縮・展開する方法
文字数が多いGETパラメータを送信したいというケースがあった。また、送信側はJa ...