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OpenLiteSpeedにて同一サーバ内で複数のドメインを運用する方法(バーチャルホスト設定)

  OpenLiteSpeed サーバー

OpenLiteSpeedにて同一サーバ内にて別ドメインやサブドメイン等、複数のドメインを運用したい。Apacheの場合はSSH接続の上CUIでvirtual.conf等を編集する必要があったが、OpenLiteSpeedだと管理画面上からGUIで設定できる模様。以下に対応方法をメモ。

 

前提

ワンクリック用シェルスクリプトでOpenLiteSpeed、LSPHP、MariaDB、WordPressをまとめてインストールした環境に「 lsws2.taitan916.info 」というドメインを割り当てたい。

 

公式案内

公式案内は以下の通り。

Setting up Name-based Virtual Hosting on OpenLiteSpeed

 

対応方法

ディレクトリ作成

SSH接続の上で以下手順でディレクトリ作成を行う。

#ディレクトリ移動
cd /usr/local/lsws

#ディレクトリ作成
mkdir lsws2.taitan916.info

#権限変更
chown nobody:nobody lsws2.taitan916.info

#パーミッション設定
chmod 775 lsws2.taitan916.info

尚、ユーザ設定を適切に行っていればFTPソフトからでも作成できそう。

バーチャルホスト設定

ブラウザから「ドメイン:7080」で管理画面にログインしバーチャルホストの「基本」と「一般」を以下の通り設定する。

リスナー設定

リスナー設定についてはワンクリック用シェルスクリプトでOpenLiteSpeed、LSPHP、MariaDB、WordPressをまとめてインストールした環境だと80 / 443ポートは既にWordPress用で割り当てられている筈なので、そこに追加で設定する形になる。

WordPressで割り当てられているものと別で80ポートを設定しようとすると「This port is already in use.(このポートはすでに使用されています。)」とアラート表示されるので注意。

設定変更後はOpenLiteSpeedを再起動すると設定したドメインをブラウザから開ける筈。

 

その他

SSL導入について

SSL証明書(Let's Encrypt)導入については過去記事参照。

ログについて

本記事は最低限のバーチャルホスト設定になるが、アクセスログやエラーログ等の設定についてはこちらのサイトが参考になりそう。

バーチャルホスト設定していない場合

ちなみにネームサーバからドメインは割り当てておりOpenLiteSpeed側は何も設定していない場合、ブラウザから当該ドメインを開くと404ページになる。

Apacheだと一番上のドキュメントルート(/var/www/html)が表示されるイメージだけどOpenLiteSpeedだと違うみたい。

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