久しぶりにVPS(CentOS6系)でサーバー構築して詰まった点のメモ
2024/02/22
DTIのVPSで久しぶりに初期化→再構築する機会があった。その際に詰まった部分のメモ。
環境
以下でCentOSのバージョンをチェック。昔は6.3だったけど6.9になっていた。
cat /etc/redhat-release CentOS release 6.9 (Final)
尚、サーバー構築に関しては以前書いた以下記事の通り進めていった。
https://taitan916.info/blog/archives/2251
epelとremiレポジトリが入らない
以下でepelとremiレポジトリを入れようとしてもエラーが出る。
rpm -ivh http://ftp-srv2.kddilabs.jp/Linux/distributions/fedora/epel/5/x86_64/epel-release-5-4.noarch.rpm rpm -ivh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-5.rpm
以下で対応する。
yum install epel-release yum install http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm
FTP用のユーザーとグループ設定
ちょっと前に書いた、FTP接続用のユーザーとグループ設定をしてみたけど困った点が。
https://taitan916.info/blog/archives/2849
ドキュメントルート以下にフォルダを作成しようとしても出来なかった。ドキュメントルートはユーザー、グループ共にapacheにしており、パーミッションは755になっている。恐らくグループ部分の書き込み権限が無いのでディレクトリが作成できないっぽい。正しいのかは分からないけど以下で対応。
# /aaa/bbb/cccをドキュメントルートとする chmod 775 /aaa/bbb/ccc
また、ファイルをアップロード後にブラウザで閲覧するとhtmlは表示されてphpは表示されなかった。どちらのファイルもユーザーはtest_userでグループはapacheになっていた。パーミッションはhtmlは644でphpは705になっていた。
以前の記事だと確かユーザーとグループ共にtest_userになっていた筈だけど……。phpのグループ部分が0になっており読み込みが出来ないので表示されないっぽい。
FFFTPだとオプション→転送3を見るとアップロード時のファイルごとのパーミッション設定が確認できる。PHPが705として設定されていた為、削除しておいた。
再アップロードすると644でアップロードでき、正常に表示された。
参考
関連記事
-
DTIからKAGOYAのVPSに引っ越した際の作業内容と上手くいかなかった点をメモ
DTIのServersMan@VPSからKAGOYAのVPS(KVM)へ引越し作 ...
-
CentOS7.9にPostfixをインストールしてメール送信できるようセットアップする方法
本ブログのサーバをKAGOYAのVPSからWebARENA Indigoへ移行し ...
-
DTIのServersMan@VPSでデータが全て消えた
2015/09/03の17時頃からDTIのServersMan@VPSで障害が発 ...
-
VPSのCentOSにプロキシサーバーを立てる方法
借りているVPSにプロキシサーバーを立てたかった。環境と設置方法等を以下にメモ。 ...
-
ConoHa / KAGOYAのVPSについて比較をメモ
テスト用や個人的なサイトに用いるサーバーはDTIのServersMan@VPSを ...