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KAGOYA(OpenVZ)のVPSの使用感について

   2024/02/22  VPS

KAGOYAのVPSを試しに使ってみたので使用感をメモ。使用したプランはOpenVZのCPU3コアタイプになる。

 

登録から使用開始まで

個人情報とクレジットカード情報を入力すると即時使えるようになる。夜間に登録してそのまま使えた。

インスタンスの作成は直感的に行うことができ、数分でサーバが立ち上がった。

 

SSHとSFTP接続

管理画面より鍵ファイルを作成し、鍵認証でSSH接続する必要があり、ポートは22番、ユーザーはrootになる。

FTP接続に関してはFTPサーバをわざわざ入れるのは面倒くさいので、FileZilla等を用いてSFTP接続するのがオススメ。

 

料金はインスタンス毎

サーバを停止していてもインスタンスが作成されている時点で料金が発生する。

じゃあ同一インスタンスでLAMP環境のテンプレートからWordPress環境のテンプレートにサーバ構成を変えたい場合はどうなるのかと思ったけど、そこは大丈夫みたい。

管理画面上からサーバを停止し、初期化することで新たにサーバ構成を設定できた。

 

リソース監視機能がデフォルトで搭載

cactiやmuninみたいなリソース監視機能が管理画面についてあり、トラフィックやCPU使用率などが見られる。

またpingダウン時や、「CPU使用率が○%の場合」「メモリ使用率が○%の場合」など条件を決め、該当条件に至った場合、指定先までメール通知を送信するという機能もある。かなり便利そう。

 

LAMP環境とWordPress環境のテンプレート

LAMP環境だと/var/www/htmlがドキュメントルートになっており、html直下にファイルを置くとブラウザから表示される。

WordPress環境の場合、apacheではなくnginxが入るみたいで/usr/share/nginx/htmlがドキュメントルートっぽい。また/usr/share/nginx/wordpressにWordPressがインストールされていた。

WordPressをブラウザから設定する場合は発行されたIPアドレスを開くだけで良い。

 

管理画面について

シンプルで分かりやすい上に、ConoHaの管理画面よりレスポンスが早い気がする。また料金の反映が即時に行われるのが安心(ConoHaは翌日反映)。

 

デメリット

ConoHaと比べるとテンプレートの種類が若干少ないかも。rubyの勉強中なのでテンプレートから入れられたら良いが、KAGOYAには無く、ConoHaにはある状態。

DTIに比べると料金が若干高くなるぐらいで他には見当たらない。

 

まとめ

安価でスペックが高く、管理画面は使いやすい上に監視機能などのありがたい機能が搭載されている。テスト環境はもちろんのこと、本番環境として使うのも十分にありだと思われる。

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